ゆる~く気ままに

電車の運転士をやっています。気になる事、質問等あれば書いていきたいと思います。始めたばかりですがよろしくお願いします。

[番外編]高画素=高画質ではない?!カメラの話

こんばんは。ブログはまだ慣れませんが最初のうちはたくさん書いた方が良いと聞いたので、思い付いた話をどんどん書いてゆきたいと思いまーす😄
電車の事ばっかりでもつまらない人もいると思うので、今回は撮り鉄でおなじみ(?)カメラのおはなし。
カメラは使わない人はいないというぐらい身近なものなので少しでも多くの人の役に立てばと思います。
といっても私はカメラマニアでもなければ一眼レフなるものも持っていません。ゆえに間違っている部分もあるかと思いますがご指摘いただければと思います。

◎カメラの画質は「センサー×レンズ×メーカー」で変わる
みなさんカメラの画質は画素数が高いほど画質が良いと思っていませんか?
実は必ずしもそうではないんですね。特に携帯・スマートフォンの場合は注意して下さい。
それでは、なにを目安にカメラを選べば良いかというと、センサーサイズレンズです。(他にもあるとは思いますが詳しくないので笑)

たとえば、画像を窓とすると、センサーサイズは窓の大きさです。窓が大きいほど部屋が明るくなるようにセンサーサイズが大きいほど明るい写真が撮れます。
f:id:yhatana:20180120203803p:plain
引用:https://harmonic-sound.com
こちらはセンサーサイズ(窓の大きさ)の比較です。目安として、
携帯・スマホ →1/3型
高級スマホ・安いデジカメ →1/2.3型
高級デジカメ →1型
ミラーレス →4/3型
安い一眼レフ →APS-C
一眼レフ →フルサイズ
写真屋さん・カメラマン →中判以上

みたいな感じです。こんなに窓の大きさが違うんですね。また、気づいたと思いますがセンサーサイズが大きくなるほどカメラの大きさも大きくなります。(これは技術の進歩を待つしかないですね…)

◎画素数と画質の関係
では、画素数は何にあたるのかというと、網戸みたいなものです。やや語弊がありますが。
網戸が細かい(=画素数が高い)と窓が暗くなりますよね。それと同じで画素数が高いと画像が暗くなる&ノイズが発生しやすくなるんです。
だったら網戸なくせばいいじゃんって話になりますが、皆さんご存知のように画素数が高いほど解像度は良くなります。要は明るさと解像度のバランスです。
じゃあ理想の画素数は?という話をよく聞きますが、家電屋さんの店員はデジカメクラスだと1200万画像あたりって言ってました。笑
だから一眼レフでも明るさを取り入れるために1200万画素程度のものがあったりするんですね。


スマホのカメラの場合
個人的に問題だと思うのはスマホのカメラです。上記のように窓が小さいうえに細かい網戸をするとメチャクチャ暗くなりそうですよね。最近のスマホはソフトウェアで上手く処理して対処しているようですが。。
スマホのカメラって意外と景色とかよりも料理とかの写真を撮る人が多いと思います。暗い室内で料理等を撮る人はあまり高画素のカメラは向いてないということですね。料理を拡大して見る人でなければ笑
にも関わらず最近のスマホはどんどん画素数が上がっています。なぜかというとやっぱり売れるからなんでしょうね…笑
高画素になればなるほどデータ量が多くなって保存容量が多いスマホが必要になり高いスマホを買わされる仕組み?笑
という捉え方もできます。
『2300万画素の高画質カメラ』を鵜呑みにしてはいけないかもしれません。

◎レンズも重要な要素
他方、レンズはというと、窓に例えると網戸の細さかな?笑
レンズの明るさの目安にf値というものがあります。f値が低いほど明るいです。ただ、基本的にレンズはズームするほど暗くなる(f値が大きくなる)のでカタログだけ見て判断するのではなくどれぐらい暗くなるのかも重要です。やっぱり暗くなりにくいレンズは高いですが。
カールツァイスやライカなんかは有名なレンズブランドです。ベンツやシャネルみたいな感じかな笑

最後に、意外とカメラのメーカーによっても画質が異なります。というか画像の作り方が違います。比べてみると分かりやすいんですが、例えばSONYだと寒色系、Canonだと暖色系(個人的な感想)みたいな感じです。はっきりいってこれは好みの問題なので実際に写真を見てみる事をおすすめします。

結局のところ、一眼レフのようにセンサーサイズが大きなカメラだと高画素でも大丈夫なんですが、スマホクラスであると使用場面によっては高画素=高画質ではないという事ですね。
センサーサイズが大きくなることのメリットは明るくなる事だけではないんですが、長くなりそうなので後で書く機会があればいいかなと思います。

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